◇カワセミ君は女の子

   

    会長さんの話では、池に来ているカワセミはメスとのことです。

    体の配色はオスもメスもほとんど変わりなく、その区別は下嘴でつけるのだそうです。

    メスの場合、赤い色がついていますが、オスにはないそうです。

    確かに池に来ているカワセミ君の下嘴は赤くなっていました。

    カワセミ君なんて呼んでいましたが、実は女の子だったのです。

    どうりでマサが惹かれるわけですね。

    普通の小鳥は流線型をしていて、精悍な感じがしますが、

    カワセミ君は、なんかずんぐりとした丸みがあり、ころころしてとてもかわいいのです。

    顔つきは、休んでいる時は穏やかな表情をしていますが、

    獲物を狙っている時は、一変して鷹のような鋭い顔にかわります。

    マサが見てもどこに小魚がいるのかまったくわかりません。

    それなのに、高い木の枝から見ていて、寸分のくるいも無く捕獲する様は

    「お見事」というほかありません。

    まさに芸術的です。

    加えて、獲物を捕獲後、水面から飛び立つ後姿が、

    コバルトブルーの線を引いたように見える様も芸術的であります。

    葉の散った木立や枯れたヨシといった暗い冬色の景色の中に色鮮やかなコバルトブルーが

    瞬間的に発色する情景を思い浮かべてください。

    その美しさがお分かりになると思います。

    いい写真が撮れたら皆様にお見せしますから。

     

2000.12.28

BACK